2011.06.21 Tuesday
ビビリ毛補修 〜縮毛矯正〜
今年もやってまいりました。矯正の失敗の季節。
ここ数年で最も優れた“びびり毛”の登場を果たしたわけだが、これは美容師さんの単純ミスでした。
西大寺某美容室(名前は聞きません)アシスタントのアイロンミスが災いとなった髪はこれだ↓
img-cdn.jg.jugem.jp
顔周りに近づくにつれジリジリ。
これが分かりやすい“びびり毛”というものさ。
根元に薬を置きすぎたり、毛先が薬の強さに負けてしまうとよくこうなります。あ、あと家で癖を毎日のようにアイロンで伸ばしていても、こうなることが多いみたいだよ?
でも今回は根元に近い中間部分がビビリ毛となったみたいです。
原因はヘアカラーのリタッチ部の過膨潤。根元は元気な癖で、先月染めたカラー毛も伸びて同じく元気な癖。でも染めた髪とバージン毛は今回別々の反応速度で1液をつけたらやわらかくなったのだろう。中間のみちぢれてしまった。
ここでスタイリストにどへざしに行けばよかったのに、汚名返上とばかりにアイロンを丁寧に入れたのだろう。更にビビリ毛を硬く仕上げてチーン 誰も真似出来ない祝毛強制の失敗の完成だ。
あっぱれな髪は当然治せるわけもなく、経営者が詫びに菓子折り持って家まで来たが髪のコンディションが悪いせいで偶然こうなったと説明するのと、トリートメントし放題をぶら下げてきたそうだが、本人“言葉のお侘び”がいただけなくて泣き寝入りとなりました。
知人の紹介でガロ来援、じゃなくて来店。おむつ代を稼がしてもらうんじゃなくて、矯正を治しに来てくれました。
んで、ここからがガロの仕事ね?
この髪は治りませんが、マシにするならOKちゃん。
どうみても硬そうな縮毛矯正の失敗した髪。
乾かしただけね?
でも、ひっぱたらまたダメになると思う。。
顔周りのビビリ補修は70点てとこかな?
これ以上は正直無理だが、これなら日常生活に支障がないくらいに出来たと思う。
矯正の失敗で言えることと、出来ること。
まず、失敗されると困るのが、ほぼ美容院側からのはっきりとした謝罪が無いこと。
んで次に、何年かはこの状態で日常を過ごさないといけないこと。
そしてほぼ間違い無く、縮毛矯正でお客様の髪を失敗した店は、その失敗を縮毛強制では治せないのでトリートメントとブローし放題を勧めてくること。
勘違いしないで欲しいのは、美容院は他のサービス業と違い“変え”が効かないんですよ。
ストレート失敗したからウィッグかぶりますってんならわかるけど、縮毛矯正会員で○○円でやり放題とか、今なら○割引、○○円オフとか、おかしいと思わないで足げに通う人が可哀相。。
リスクが分かっていたら、値上げこそしたとしても値下げなんて普通しません。
売上欲しいのは経営者なら誰でも高単価が欲しいのは当たり前なのかもしれないけど、美容室に限っては理解出来ていない美容室は店の窓側に縮毛矯正が安くなる張り紙をしていると思います。あとは自己責任で調査しにいってください。
私は関西でTOPクラスに縮毛矯正がうまいとか自信を覗かしてここを書いてますが、その私でも“断る縮毛矯正毛もある”と思っています。
何したか分からない髪は、薬乗せたあとどういう反応するのか付きっ切りで対応しないといけないので困るし、他のお客様も出来ないし、なにより責任が持てない。
この矯正ちなみに数万円頂いております。お支払いは某美容室様です。
もしここを見たお悩みの女の子は美容院に聞いてみて下さい。
お直し代を、失敗してしまった美容院に請求しても構わないと許可が出ればお電話にてお申しつけ下さい。あなたが支払った料金をそのまま領収書に書きますので、それでその店の美容師さんを許してあげてください。あちこちに書いてるのですが、理由は誰も悪く無いのですから。。。
縮毛矯正専門店 奈良 美容室 ガロピーヌ・エ・ガロパン