雇用と修行について

美容師として業を成すには、まず免許が必要です。

免許があることを大前提に、美容師とはご来店頂いたお客様を施術し、対価の報酬を得るから成り立つのです。

美容師法概要

※厚生労働省HPより


美容師の雇用と修行について



誰にでも出来る仕事は、どんどん価格競争に巻き込まれます。

仕事はレベルや点数などで計れない、気や心などで評価されやすい傾向があります。



労働基準法では、1週間で44時間。

一部ですが大手サロン経営だと40時間まで。

それ以上は、残業となります。


最低賃金は奈良県は、740円です。


32560円を4回で4週。

130240円でプラス2〜3日分を加えた金額(時間)が美容師でなくても必ず必要となる美容室側の“経費”です。


13万円。

この金額を稼ぐ為に必要な仕事量は、どれくらいか?


最近の客単価は5000円くらいの美容室がほとんどです。


26人以上のお客様を施術して、やっと。


その26人のお客様を新たに呼ぶ為に必要な経費。


たとえばチラシは今、立地条件にもよりますがだいたい5000枚手撒きかポスティングして1人くらいでしょうか?


1時間でポスティングできる学園前での平均量は、マンションを除けば250枚前後。

20時間かけてやっと5000枚巻いて、1人来るか来ないか。

もちろん、割引・クーポン無しでの話です。



仮にクーポンや割引をするとすれば、客単価5000円の話も崩れるので今回は触れません。

話を雇用と修行の話に戻します。



初任給の平均を厚生省が出しています。

平成27年度の高卒の平均初任給は、女性が156200円。男性は160900円。

平成27年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給


いろんな仕事はありますが、雇用とは労働の契約です。


労働とは、収入を得る為に体や頭を動かすことだと思います。


先にも書きましたが、


美容室で収入を得る為には、免許があることを大前提に、美容師とはご来店頂いたお客様を施術し、対価の報酬を得るから成り立つのです。



誰にでも出来る仕事は、どんどん価格競争に巻き込まれます。


仕事はレベルや点数などで計れない、気や心などで評価されやすい傾向があります。

なぜならば、美容師の仕事は技術職でありデザインに関連した操作性を求められる特殊性の高い、手でしかできない仕事だからです。



絵や音楽のレベルや点数。


どれくらいの差があるのかを見分ける術は、誰にもありません。


私はそう思います。


でも評価は違います。



美容師としての仕事の評価はまず、お客様を担当する責任者がします。


これを、“ヘルプ”とか“見習い”などと昔は呼びました。


作品を完成させるプロセスにも料金を発生させる施術方法の場合、評価は気や心を少なからず入れてくるでしょう。


これは、修行だと私は思います。



美容室の雇用について













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