髪の毛未来研究所 2

さて、髪の毛未来研究所は、何をテーマに話すかを前回ご提案しました。

若作りでもなく、自然に老け込んでいくわけでもなく。

ヘアスタイルに対する価値観を美容師さんとお客様が共有し、調度よい・心地よいメンテナンス方法で日々を楽しんで頂けたらと、私達は考えます。

そのひとつめの課題、“ヘアカラー”について今日は書いてみたいと思います。


髪を染める、髪色を変える。

年代的にいえば流行も重なり、20代前後より慣れ親しんだメニューのひとつだと思います。

ですが、時を重ね一部の女性にとってこの“ヘアカラー”は苦痛とまではいかなくても、止められない関係として難しい距離感を保ちながら染め続けていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?



そもそもヘアカラーはなぜ毎月染め続け、止めれないのか?


答えはみんな一緒です。

根元から髪が生えてくるからです。




ヘアカラーと言っても種類が実に多い。ざっとラインナップをあげますが、それぞれ目的に応じて用途は変わります。


・ヘナ

・ハーブカラー

・香草カラー

・ヘアマニキュア

・ヘアダイ

・ブリーチ
はあまりしないかな?



一般的な名前はヘアカラー、でも実は色んな種類がありまた、メリットデメリットがものによってそれぞれ違いますので詳しくはここで書くより、あなたと美容師とで話し合って決めるのが一番安心です。


さて、ここはもう初めて髪を染めるというよりは、何かで染め続けているということを前提に話を進めていこうと思います。


髪を染めると言うこと。

つまり一番多く利用されているヘアカラー(ヘアダイ)とのこれからの付き合い方について書いていきたいと思います。

ヘアダイというヘアカラー。

実はちょっとした工夫と技で、ダメージを感じないで楽しむことが出来ます。では、どうしたらダメージを気にせずヘアカラーを楽しめるのか?まとめてみました。




1.どのようなサイクルで染めたらいいのか?

2.ダメージとの関係性

3.痛んだ髪をメンテナンスする方法

4.ヘアカラーとうまく付き合い続けるための注意点




ちょっと長くなりますが、ひとつひとつ解説していきますね。



1.どのようなサイクルで染めたらいいのか


先に書きましたが、定期的に染め続けないといけない理由は根元から髪が生えてくるからです。
染める回数を減らせばいいと思いやすいのですが、実はちょっと違います。


私は2ヶ月以内に染めることを勧めています。理由は、頭皮の体温を使った染め方を推奨しているからです。


ダメージさせないために、染めるサイクルを長くして我慢したという意見を耳にしますが、私の推奨する染め方は逆です。

長く置けば劣化も進みます。染めたてとは違う色や明るさになります。例えば生えてきた髪と半年しくらい前に染めた髪をまったく同じ色に染めようとするのなら、生えてきた髪を、染めてから半年くらい自然劣化させた質感に落とさないと色味が綺麗につながりません。


髪の自然劣化(ダメージ)の管理期限を、私達は2ヶ月に定めました。あまり長く置いてから染めると、既染部とのつなぎ目に素材同士の違いが出てしまうからです。そして、これを無くすためには上記の通り、一度でしっかり染める必要があるからです。

そして次に、染め方の技術。

頭にも体温があり、ヘアカラーは熱に反応します。

だいたい2ヶ月で2〜3cm髪が伸びるのですが、この3cmを超えると、私達の技術では気温で髪を染めないといけなくなります。

薬剤のパワーをあげるか薬剤の量や塗布量を増やすなど、特に夏や冬など環境が変わる中でも、毎回同じように染めるとするならばこのような工夫が必要となります。
(この場合工夫=ヘアカラーの薬剤パワーをあげる=いつもよりダメージをもちやすい)

私達は、3cmまでは体温を効果的に使用した染め方で、綺麗に毎回染め続けることが可能になる技術開発に成功しています。
つまり当店では、ヘアカラーでダメージを感じさせない染め方が存在します。


2.ダメージとの関連性

染め方とも関連するのすが、ヘアカラーは煮物料理例えると“醤油”です。

しっかり“味(髪色)”を入れたければしっかり“煮込む(染める)”ことが大事です。髪を大根に例えるとすると、髪を染めるということは、どこまで煮込むかを決める料理と同じ説明になります。



色=味



ここで大事なのは、しっかり染めるということは髪質もしっかり変わるということです。

先ほど大根に例えましたが、しっかり染めても根元から新鮮な大根が生えてきます。


しっかり染める=しっかり煮込む

しっかり染める=芯まで出汁が効いてる



クタクタになった髪と健康な髪。リタッチ線(ヘアカラーで染まった髪と、まだ染めていない髪のライン)は色で認識されがちですが、髪質も変わっていると考えてください。

ここを理解しないと、綺麗に髪を染め続けることは出来ません。

ダメージを感じさせない染め方とは、髪の芯までしっかり色を入れるのではなく、なるべく表面に色を多く留めて髪の内部は健康な髪であることが条件です。続いて髪はまた生えてきますから髪質です。一度のヘアカラーで完結させるのではなく、長く染めて続けるヘアカラーは染め方も大事だということです。



え〜っと、

染め方としてはこの話が1本の髪のダメージ話です。

次に、ヘアスタイルとして話を進めていきますね。



ヘアスタイルとは、色んな切り方で作られる10万本の髪の彫刻です。

その全ての髪は、元々強さも太さもバラバラです。たとえば、お顔周りや頭のてっぺんは細く痛みやすい髪なのですが、首根っこの髪は太くて頑丈なのです。

均一にヘアカラーをすれば、お顔周りと頭のてっぺんからダメージは進行していきます。細いですから。

でもここを守りながら髪全体を綺麗に染めないと、絶対美しい髪色にはなりません。


ではいったい、どうすればそれができるか?

ヘアスタイルは、土台である首あたりから生えている強い髪の上に、徐々に細く柔らかい素材が重なり合って構成されます。
ダメージは蓄積されて見た目の悪さを感じさせます。見た目の悪さとは見える部分なので表面とその毛先ということになります。


この弱い部分が見た目の全てを担うわけですから、丁寧に処理してダメージさせないように染めていれば何度染めても痛みません。あとはダメージのコントロールが出来ていれば、パサツいたヘアスタイルとは一生無縁の関係でいられるでしょう

ワンランク上の髪色は、ただ染めるだけのヘアカラーではなく、艶を失わない色味が条件だと私達は考えます。

そして、これは自宅で出来ないと自信を持ってお伝えします。


3.痛んだ髪をメンテナンスする方法


では、痛んでしまった髪はどうしたらいいのか?


実は治りません。←よく美容師さんがこういいます。

ダメージ=手触りとか、見た目とかで言うのなら私達は髪のダメージを治せます!






痛んだからといって、諦める必要はございません。まず治していくためにダメージの履歴を教えてください。


1.髪の痛んでいる箇所

2.損傷のレベル

3.ダメージしたであろう薬品などの特徴。


1.2.は見て触れば確認できます。3.は今までの美容院で起きた感じたことをお話下さい。この3つを知り、どれくらいの時間をかけて何を使って綺麗になるかを話せます。


ただ自宅で毎日ヘアケアを続けても、あからさまに毛羽立ち、ガサガサした見た目と手触りが髪の表面などに残り、ダメージが強い髪は、当店おり時夏のたった1回のトリートメントで解決することがあります。


この“たった1回”のトリートメントは、一回シャンプーしたくらいで取れないことを前提としたトリートメントです。つまり、プロ用の補修システムですね。

ヘアカラーのダメージの損傷を激しく持った髪なら治る可能性が高いです。そのままで過ごすのはもったいないので是非一度お問い合わせ下さい。



4.ヘアカラーとうまく付き合い続けるための注意点

長い記事になっちゃったぁ〜。ごめんなさい!

やっと最後。40代からも長くヘアカラーと上手に付き合い続けるために気をつけること!

・髪がヘアカラーで焼けないように=細くならないように

・艶が無いヘアカラーは塗り絵にすらなっていないということ

・部分染めで、うまく付き合っていくのならヘアカラーは使用しないこと

・ダメージのコントロールは全て美容師さんに任せ、自宅では何もしないで綺麗な髪でいられるようにしてもらうこと


仮にスーパーや薬局で販売されているヘアカラーで染めるなら、最後まで自分で染め続けてください。

安い美容室で好きなだけ染めてもらえるのなら、安い美容室でパーマもかけてもらってください。


髪の毛の明るい未来にセルフ対応というデータは残りません。


料理の知らないお父さんが勝手に下茹でや、下味をつけてしまった。そんな状態と同じです。
セルフで染めた髪(素材)で普通のヘアスタイル(料理)が出来るかどうかなんてわからないからです。


ヘアカラーは化学薬品です。色を発色するためには反応温度がとても大切です。でも、ここで重要な問題が起こります。それは熱の使い方です。

間違っても自宅で見えるところだけ染めたりまた、美容室で熱を当てたヘアカラーをしないことです。


責任は全て美容師さんに委ねるところから始め、定期的に染めてもダメージを感じなければ正解。パサツいてきていると感じれば、今以上の艶はその美容室では得られないでしょう。



この記事はヘアカラー中心に書きましたが、ダメージとは複合的に起これば治すことがどんどん難しくなります。例えばパーマや縮毛矯正です。

ヘアカラーしかしないのなら、艶を一度失っても直せる確立は高いです。でも、髪にパーマが施されていれば重症となることが多いです。

パーマとヘアカラーを両方お楽しみになられるのでしたら、パーマが得意な美容師さんを知ることが一番大事となるでしょう。


以上、髪の毛未来研究所。
若作りでもなくそして老け込むわけでもないヘアカラーと上手に付き合い続けるための知識偏でした。




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